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麻生区 人物風土記

公開日:2019.04.26

先月から麻生警察署の署長を務める
大村 哲郎さん
千代ヶ丘在住 59歳

警察人生40年の集大成

 ○…今春、自身初めての警察署長に。捜査一課や交通捜査課など現場の担当が長かったため、内示が出たときは驚いたという。就任からひと月が経ち「口下手なので、イベントのあいさつとかはちょっと慣れない」と苦笑い。しかし、意気込みを尋ねると目つきが変わる。「特に振り込め詐欺については、手口に関する広報や家庭内で注意し合う環境づくりなど、まち全体で防犯に取り組んでいきたい」と強く語る。

 ○…宮崎県出身。少年時代は田畑を駆けまわり、剣道の練習に精を出した。高校卒業後に警察官になろうと思っていたところ、地元で偶然目についたポスターをきっかけに神奈川県警へ。キャリアの中では、3Dプリンター銃製造事件や東名のあおり運転事件など、社会への反響が大きい事件も担当。家に帰れず犯人を追いかける日々を「いい仕事をしてきた」と胸を張る。警察のハードな仕事内容に「3回は辞めたいと思ったこともあった」が、辛いときは警察学校の同期や同僚といった仲間の存在に救われてきた。その経験から「時代は変わったが、警察にとって同じ釜の飯を食うような仲間意識は大切だと思う」。

 ○…麻生区の印象は「のどかでまちがきれい。うぐいすが鳴いてヤモリもいる」とにっこり。体を動かすことが好きで、先の休日には桜の咲く麻生川沿いをジョギングした。現在は横浜の家族と離れ、単身赴任中。慣れない自炊に悪戦苦闘中だ。

 ○…「警察官は侍であれ」――。昔、上司に言われた言葉が今も胸に残る。「弱きを助け、強きをくじくのが警察官。体力、気力を培うための武道にも力を入れたい」と抱負を語る。麻生警察署長は警察人生の集大成。「約40年の経験を署員に伝え、区民のためになる強くてやさしい警察官を育てたい」と情熱を込める。

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