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「地域に根ざした」地下鉄延伸へ 期成同盟会 小塚会長に訊く

社会

掲載号:2019年5月1日号

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しんゆりの将来について語る小塚会長
しんゆりの将来について語る小塚会長

 今年1月末、横浜市営地下鉄延伸(あざみ野〜新百合ヶ丘)の事業化が横浜市と川崎市で合意された。開通すれば、新百合ヶ丘から新横浜間は乗り換えなく30分以下で移動可能になる。3月に区役所で行われた事業化についての情報提供の場には約280人が来場し、地元住民の関心も高い。2030年の開業を目指し関係各所で協議や調整が進む中、今年度をめどに麻生区内を通る候補ルート3案を1案に絞る。

延伸はまちづくりの起爆剤

 区内では早期完成、地域発展に寄与することを目的に「横浜市営地下鉄3号線延伸早期完成期成同盟会」が1月末に設立。小塚良雄会長(学校法人桐光学園理事長)は「地下鉄延伸はしんゆりの起爆剤になる」と話す。「新百合ヶ丘駅ができて40年経ち、駅周辺もダイナミックな見直しが必要。地下鉄が来ることで通勤や通学に便利になるだけでなく、新百合ヶ丘駅北口や南口も同時にまちづくりを進めることができる。次のしんゆりを見届けたい」と期待を寄せる。

 区内の学校やまちづくり団体等で組織される同会。事業化合意発表の1年以上前から、事業実現のスピードアップを図る請願書を提出するなどしてきた。同会の立場について小塚会長は「市民の意向を伝える応援団」と話し「延伸に対する区民の後押しも感じている」。今後は勉強会を実施する等、進捗に対する理解を深め関係機関に提言していくという。特に開業時期に関して「技術的なことを含め予定より短縮できるはず。仮に、何が原因で遅れているか分かれば我々が後押しをする」。

川崎北部に県民意識を

 川崎北部の住民は横浜に出ることが少ないといい、小塚会長は「川崎北部の人に神奈川県民であるという意識を生み出したい。あざみ野から新百合ヶ丘までのわずか6キロをつなぎ、横浜を身近にすることが鍵」と考える。「麻生区はアルリッカなど地元に根ざしてまちづくりを行ってきた。延伸も市民感覚を持った麻生区のカラーで進めていきたい」と意気込む。

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