芸術文化振興策の一環として、今月17日から新百合ヶ丘駅に誰でも自由に演奏できる「ストリートピアノ」が設置された。駅利用者は不意に聞こえてくるピアノの音色に足を止め、演奏の様子を楽しんでいる。
駅コンコースに置かれた「しんゆりステーションピアノ」は川崎市と小田急電鉄(株)、新百合ヶ丘エリアマネジメントコンソーシアム、昭和音楽大学の4者が実施。
23日は午前10時から午後1時までに11人が演奏を披露。町田市から訪れ、米津玄師作曲の「パプリカ」を演奏した八木友也くん(鶴川第二小5年)は「恥ずかしくて緊張したけど、練習してまた挑戦したい」と話していた。
見守りで訪れていた昭和音楽大学関係者は「日によっては70人ほどが演奏している。駅利用者の評判も良く、演者からも調律が整っていると好評」と手ごたえを語る。
ピアノは12月25日(水)まで現在の場所、来年1月7日(火)から3月15日(日)まで小田急マルシェ新百合ヶ丘2階に設置される。演奏可能時間は年内が午前10時から午後5時(土日祝は6時)、1月からは午前10時から午後6時まで。問合せは市まちづくり局【電話】044・200・2730へ。
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