秋の全国交通安全運動が9月21日から10日間、区内各地で行われた。最終日となった30日は「交通事故死ゼロを目指す日」とされ、麻生区交通安全対策協議会、麻生交通安全協会など関係団体が百合丘交番前、吹込交差点、栗平駅前交差点の3カ所でテントを張り、歩行者らの見守りのほか、グッズを配るなどして交通ルール順守を呼びかけた。
麻生区内の交通事故は、今年1月から9月までで人身事故が245件、事故による負傷者が292人となった。人身事故は昨年同時期より11件減っているが、負傷者は6人増えている。事故死亡者は昨年と同じ1人。
高齢者が関係する事故は88件で昨年より6件減っているものの、年齢別構成比は36%と高い。ほかに自転車の事故も増え、昨年より15件多い70件となっている。また子どもが関係する事故も増えているのが特徴で、昨年より7件多い35件で構成比は14%。県下の構成比が6・7%に比べると倍以上高い事故率となっている。
麻生警察署は「横断歩道外の事故が増えています。交通ルールを守ることが基本です。みなさんそれぞれ順守を」と呼び掛けている。
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