新百合ヶ丘総合病院(古沢都古)に先月19日、市立中学3校から医療従事者へ感謝の思いを込めた品が届けられた。
多摩区の南生田、生田中、枡形の生徒が「感謝」と「予防」をテーマに、ポスターや寄せ書き、メッセージを添えたチョコレートを作成。当日は、生田地区社会福祉協議会の西尾信会長らが代表して同病院の笹沼仁一院長に手渡した。笹沼院長は「このような形の贈呈は初めて。日々、院内感染しないよう職員一同努めている。地域の皆さんの期待に応えられるよう頑張っていくので応援してほしい」と話した。ポスターは院内に掲示予定という。
この取り組みは、同社協が主催し3校の代表者が議論する「中学生が語る会」をきっかけに企画。コロナ禍において中学生が地域と連携してできることを話し合い、「最前線で奮闘する医療従事者に感謝の形を伝え、感染防止策に力を入れるべき」という声が挙がったという。
3校の生徒は2月から市立多摩病院(多摩区)や聖マリアンナ医科大学病院(宮前区)、市立看護短期大学(幸区)を訪問。今回、生徒は訪問できなかったが、南生田中の松村珠花さんが「人との距離を置かなければならないが、エールを届ける形でつながることができうれしく思う」と書いた手紙が代読された。
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