JAセレサ川崎(原修一組合長)は12月6日・7日の2日間、新百合ヶ丘駅前で市内産の農産物を使って組み上げた「宝船」を展示。多くの通行者が足を止めた。
同企画は、新型コロナの影響で中止となった「農業まつり」の代替として、市内農産物のPRを目的に実施。11月から川崎駅をスタートし、武蔵小杉駅、武蔵溝ノ口駅、登戸駅と「農火リレー」として市内を巡回し、新百合ヶ丘駅が市内縦断の最後となった。
宝船は、白菜やキャベツ、カブ、ブロッコリーといった野菜に、シクラメンや葉ボタン、ポインセチアの花など、20種類を超える市内の農産物を使って製作。駅ごとに形や品目が異なっており、新百合ヶ丘駅では、収穫期を迎えた紫のカリフラワーが組み入れられた。
同JAによると、宝船に使用された農産物の総重量は1トンを超え、その大きさと物珍しさに、駅を行き交う通行者が足を止め、写真を撮影していた。
同JAでは「土台となる白菜は全部で30個ほどで、20種類以上の農産物を使っている。多くの方々に見ていただけたことで、地場野菜のPRができた」と話した。
なお、使用した農産物は、展示終了後に子ども食堂などに寄贈したという。
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