麻生区内で実践されているSDGs(持続可能な開発目標)を小中学生の視点で学ぶ「麻生区SDGs推進隊」。製作に取り組んでいた、区内企業や施設が取り組む目標を記載した地図がこのほど完成した。3月22日には川崎市役所を訪問し、福田紀彦川崎市長に地図の完成報告を行った。
製作した地図は、A0サイズ20枚と、A1サイズ800枚。A1サイズは麻生区内の小中学校に配布されるほか、わくわくプラザ、こども文化センターにも掲示予定。推進隊の活動を進める市民団体「あさおのSDGs」の今井雄也代表は「親子で地図を見てもらい、次の行動につながる機会になれば」と話している。
「肉使わない」給食を質問
推進隊と福田市長の対談も行われ、一人は環境保護等の観点から動物性の食材を食べない日「ミートフリーデー」について質問。「給食に取り入れることはできるか」と尋ねると、福田市長は「食育として取り組めるか検討中。実現する日もそう遠くないのではないか」と答えた。
推進隊は今年度も活動を続ける。はるひ野小5年の渡邊友翔さんは「地図を使ってほかの子にも身近なSDGsに興味を持ってほしい。活動で知ったことを通じて、これからも世界とつながっていきたい」と話した。
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