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公開日:2022.09.02

柿生中央商店会
独自商品券 2日で完売
消費喚起へ初の試み

  • (右)販売された商品券(上)商品券を購入する地元住民

 柿生中央商店会(野村衛一会長)は8月25日、麻生区区制40周年と、3年ぶりに開催が決まった「禅寺丸柿まつり」(10月15日(土))を記念して、同商店会加盟店や関連店で利用できるプレミアム商品券を販売した。準備した800セットは2日間で完売。野村会長は「商店会として初の取り組み。ぜひ皆さんに利用してほしい」と呼び掛けた。

 禅寺丸柿まつりをはじめ、さまざまなイベントを展開してきた同商店会。今回、新型コロナの影響を受けた商店街の活性化、地域で消費を喚起するための神奈川県商店街等プレミアム商品券支援事業費補助金を活用し、初めてプレミアム商品券を発行することに。商品券は、5000円で6500円分(500円×13枚)が購入でき、9月1日(木)から10月31日(月)までの2カ月間、同商店会の加盟店や関連店、33店舗で利用できる。

 販売場所となったファミリーマート柿生駅前店の前には、午後4時の販売開始前から40人ほどの列ができる盛況ぶり。購入に訪れた上麻生在住の50代の女性は「普段使うお店で使えるので、かなり得だと思って6セット買った。地域が活性化する良い取り組みだと思う。これからも定期的にやってもらえたら」と期待を寄せる。

 一方、商品券の利用店として参加する店舗の担当者は「販売開始前から、待って下さる方がいてありがたい。商店会は小さい集団。もっと広がっていければ」と話す。

 同商店会の野村会長は「市内で実施した商店会の話を聞いたり、これまでに数多く会議を重ね、ようやく販売までたどり着くことができた。多くの皆さんに購入してもらえたので、ぜひ期間中に店舗で利用してほしい」と話した。

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