麻生区 意見広告
公開日:2022.10.07
市政報告
新百合ヶ丘駅周辺・生活者目線のまちづくり
みらい川崎市議会議員団 鈴木朋子
コンサルへの委託・554万円余
川崎市は令和3年度に決算額554万1800円を使い、新百合ヶ丘駅周辺まちづくり調査を委託・実施しました。委託先は、横浜市に事業所のある建設コンサルタント会社で、委託内容は「新百合ヶ丘駅周辺まちづくりの基本的な考え方」の取りまとめです。対象地域は上麻生・万福寺など、駅周辺の一部地域となっています。
大切にしたい新百合らしさ
調査では、アルテリッカしんゆり、KAWASAKIしんゆり映画祭といった音楽や芸術、しんゆりフェスティバルマルシェ等、農や緑、多様な交流等の取組がまとめられています。こうした取組は、まちの魅力として、引き続き大切に育てていきたい新百合らしさです。今後は調査結果をふまえて「新百合ヶ丘駅周辺まちづくり方針」が策定される予定です。
ブランディングと生活感
一方で、子育てに優しいまちか?と問われたら皆さんはどう答えるでしょうか。麻生区は市内で一番高齢化が進んでおり、まちの持続には若い子育て世代等の転入・定住が必要です。現在の新百合ヶ丘駅周辺は、平日は送迎、週末は買い物で車が混雑し、物価も安いとは言い難いです。駅周辺施設の駐車場も軒並み有料で、子育て世帯は通園通学・習い事の送迎に四苦八苦しながら、最寄り駅を横目に、日常は隣接他都市のスーパー等を利用する方も散見されます。まちのイメージを維持しながらも、より生活に沿ったきめ細かいまちづくりが課題です。
昭和から令和へ
委託調査で実施したヒアリング調査やアンケートは、「地元大学生対象のアンケート」や「しんゆりマルシェの来場者へのシール投票」等で、地域に住む子育て世帯等を対象とした調査が見当たりません。委託調査も、もっと幅広い住民へ、丁寧な手段での調査が必要です。バブルの昭和からSDGsの令和へ住民ニーズも様変わりしています。引き続き生活者目線で提言して参ります。
みらい川崎市議会議員団 鈴木朋子
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TEL:044-200-3355
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