麻生区 経済
公開日:2022.11.18
川崎西法人会
税の絵はがき 応募1千超
はるひ野小 工藤さん金賞
麻生区、多摩区の市立小学校6年生を対象に、川崎西法人会(鈴木憲治会長)が毎年企画している「税に関する絵はがきコンクール」。今年度、1003点の作品の応募があり、最上位の金賞には、はるひ野小の工藤真菜さんが輝いた。川崎市長賞に柿生小の中尾咲希さん、神奈川県高津県税事務所長賞に千代ヶ丘小の渡邉結香さんが選ばれた。11月9日に麻生市民館で表彰式が行われ、入賞者に賞状が贈られた。
冒頭、鈴木会長は「今回の応募作品は1千を超え、県内18税務署、18法人会の中でも最も応募数が多い。今後もこのコンクールの発展を期待したい」とあいさつした。
金賞を受賞した工藤さんは「自分のために 未来のために 税金でつながる思いやり」をキャッチコピーに、線に強弱をつけた明るい作品に仕上げた。「もともと絵をかくのが好きだった。税金は私たちの生活を支えていて、必要不可欠なものだと学んだ。金賞をもらえてうれしい」と声を弾ませた。中尾さんは「税がくらしを支える!」をテーマに、税に関するものを手で支える絵を描いた。「この絵でみんなに税のことを少しでも知ってもらえたら」と呼び掛けた。渡邉さんは「「わたしたちの幸せのもとは みんなの税」をキャッチコピーに、税の木の下で遊ぶ子どもたちを表現。「税金でできているものが多いので、大切にしていきたい」と税の重要性について語った。
全国の法人会の女性部会が取り組んでいる同コンクール。子どもたちに税の大切さや税の果たす役割について学んでもらい、その知識や感想を絵はがきにして表現することで、税に関する理解をより深めてもらうことが目的。西法人会では2010年からスタートし、今回で13回目。
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