麻生区 人物風土記
公開日:2022.11.18
今夏から川崎西税務署署長を務める
馬見塚(まみつか) 武治さん
麻生区在勤 60歳
先手必勝の行動派
○...麻生区、多摩区を管轄する川崎西税務署の署長を務め4カ月。同署には新百合ヶ丘駅近くの庁舎が落成した25年前にも勤務していた。管内に久しぶりに降り立ち「ハイソサエティーな、きれいなまちになっていて驚いた」と感嘆する。11月の税を考える週間に合わせ、期間内の消費税完納を、税務関係6団体と一緒に商店会に呼びかけた。「地域あっての税務署。小さな管内だからこそ、皆さんの団結が頼もしい」と信頼を寄せる。
○...映画『マルサの女』に憧れ、東京国税局に入局。キャリアの大半を、映画と同じ査察部で過ごした。「最後の砦」と言われ、あらゆる事案・業種の脱税事件を担当し、「ガサ入れ」も行う査察部。ネットの情報や口コミを含め、ささいな情報でも蓄積し、調査していく過程は「推理小説のように、点が線に変わる瞬間を味わえた」と誇らしげに語る。
○...生まれ育ちは鹿児島県。熊本での大学時代には、これも映画の影響を受け、少林寺拳法部に。現在のリフレッシュはウォーキングやジョギングで汗を流すことだ。自宅のプランターでトマトやバジルの家庭菜園にも励む。一方、ゴーヤはジャングルのようにつるが伸びてしまい、「女房からは大ひんしゅくで」と苦笑する。
○...故郷、薩摩のことば「泣こかい、飛ぼかい、泣こよっかひっ飛べ(泣こうか、飛ぼうか、迷っているぐらいなら飛んでしまえ)」が座右の銘。「仕事は先手必勝が大事。早く取り組めば展開が変わってくる。まずは行動を起こすこと」と仕事観を語る。最初で最後の署長職。来年始まる消費税インボイス制度の周知、登録申請を、喫緊の課題と捉える。「説明会や相談の機会の提供など手を尽くしたい」と自らの行動で示していく。
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