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麻生区 政治

公開日:2022.12.09

麻生区選出市議団
道路混雑解消策等を要望
次年度重点予算に8項目

  • 市長(中央右)に要望書を手渡す議員団

 麻生区選出の川崎市議会議員団は11月30日、福田紀彦川崎市長に次年度の麻生区重点予算要望書を手渡した。

 出席した議員は、雨笠裕治(みらい)、勝又光江(共産)、木庭理香子(みらい)、鈴木朋子(みらい)、月本琢也(無所属)、花輪孝一(公明)、山崎直史(自民)の7氏(五十音順、カッコ内は会派)。

 議員団が提出したのは、【1】川崎新都心「新百合ヶ丘駅周辺」に相応しいまちづくり【2】環境対策に配慮した区内主要都市計画道路の整備促進【3】コミュニティ交通網の整備・拡充【4】鉄道輸送の充実【5】都市農業の振興【6】緑陰型公園・里山の整備【7】市民利用施設の充実【8】防災・防犯対策の8項目にわたる重点予算の要望。

 毎年、同議員団は同様に要望を行っており、今回は新たに「新百合ヶ丘駅周辺道路の混雑解消策の具体化」「世田谷町田線の工事が完了した部分を柿生陸橋までの完成を待たずに利用を開始し、地域の渋滞緩和に寄与すること」「鶴川駅再開発計画で岡上の川井田人道橋が利用できなくなるにあたり、仮橋をかけるなどの対応策を町田市に要望すること」を盛り込んだ。

 そのほかにも議員からは、緑の維持管理、オンデマンド交通のPRと利用促進、大災害時の高齢者や要配慮者への配慮、新百合ヶ丘駅の喫煙所の煙対策などを口頭で直接、市長に要望した。

 市長は「オンデマンド交通は時間的猶予や知ってもらう努力も必要。喫煙所もみんなで知恵を出し合っていきたい。さまざまな要望をいただいたので、検討していきたい」と話した。

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