麻生区 スポーツ
公開日:2022.12.23
新百合丘一輪車クラブ
全国ソロ大会で快挙
男子1位、女子中学生2位
全日本一輪車競技大会ソロ演技部門が先月、静岡市で行われ、新百合丘一輪車クラブに所属する棟方翔也さん(19)が男子の部で優勝、下田実來さん(14)が女子中学生の部で準優勝に輝いた。
一輪車演技は、一輪車に乗りながら、音楽に合わせて回転技やジャンプなどを組み合わせた演技を披露する競技。大会では技術力や表現力、完成度などが審査される。
新たな挑戦
棟方さんは、今春進学で青森から上京すると共に同クラブに所属。以前から実力者として名をはせ、同大会は3連覇がかかっていた中、自身にとって新たな表現に挑んだ。古代ギリシアをテーマに、ピアノとバイオリンの旋律に合わせた演技は「今までやったことのない、かっこいい表現が必要とされた」と棟方さん。直前まで練習ができず、時間がない中で慣れない表現に向き合った。
本番は、普段は余裕でできる技で減点対象の落車をしてしまうなど「正直にいうと納得できない」と振り返る。それでも、「サポートしてくれた方のおかげで出せた結果」と笑顔を見せる。
振りで感情伝え
長沢中2年の下田さんは、2度目の出場となる中学生部門で悲願の入賞を果たした。演技のテーマは「ロミオとジュリエット」。「悲しいストーリーなので笑顔を見せず、振り付けで感情が伝わることを重視していた」と下田さん。練習はほぼ毎日、土日は8時間かけ、クラブ上級生の演技動画も参考にしながら表現を磨いていった。
本番は後半の一番決めどころの技を完成度高く成功。準優勝を受け、「まさかもらえるとは。これから、毎日の練習で技のクオリティーをあげていきたい」とレベルアップを誓った。
同クラブの菅典子代表は二人の特徴について「棟方さんは一輪車と体が一体化しているよう。下田さんはエレガントで、見ていて共感できる演技が魅力」と評する。来年は、クラブとして団体部門で全国優勝することを目指すという。
ピックアップ
意見広告・議会報告
麻生区 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











