麻生区 スポーツ
公開日:2023.03.17
【Web限定記事】バスケB1川崎
篠山選手「5年後も現役で」
新アリーナへ思いはせ
(株)ディー・エヌ・エー(渋谷区)がスポーツ事業として今月発表した、京急川崎駅隣接地域で進める複合施設の建設計画。中核となる1万人規模の新アリーナは、同社グループが運営するバスケットボールB1・川崎ブレイブサンダースの本拠地になる。
2020-21シーズンまで主将を7年務めた篠山竜青選手(34)は、3月3日の会見に登壇。「ファンやお客さんに喜びを与えるとともに、選手にとっても喜びを感じたり夢をかなえる場所になる」と期待を寄せた。
夢抱く聖地に
自身の競技人生を振り返り、「当初、何者でもないバスケット少年だったころ、将来はたくさんのお客さんの前で、かっこいい演出がある中でプレーしたいと夢見ていた」と回顧。「Bリーグができて、子どもたちのモチベーションも高まっていると思う。このような施設ができることで夢がはっきりする。『いつかこの川崎のアリーナでプレーしたい』という子どもたちが、たくさん出てきてくれるのでは」と先を見据えた。
アリーナが開業を予定する2028年、篠山選手は39歳。「まだまだ現役で、新しいアリーナでユニフォームを着てプレーすることが明確に目標になった。これからも夢や希望、未来を与えられるような選手として頑張る」と決意を固めた。
最後に「『超かっけーアリーナ』にしてほしい。他のいい所を全部取り入れ、アジア、世界屈指のクールなアリーナができると思う」と茶目っ気たっぷりに笑った。
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