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麻生区 意見広告

公開日:2023.03.24

市政報告
くらしとみどりにもっと投資を〜常任委員会・令和5年度予算審議を終えて〜
みらい川崎市議会議員団 鈴木朋子

 この一年、まちづくり委員会副委員長として向き合った課題、一般質問で取り上げた課題などをお伝えします。

まちづくりは誰のため?

 新百合ヶ丘駅周辺は、令和6年度の新しいまちづくり方針策定に向けてここ数年調査が続いています。令和3年度調査はマルシェ来場のお客様へのアンケートなどブランド力強化の調査項目が目立ち、地元の生活の声がほとんど見当たらない状況を議会で指摘。区民の住みやすさ第一を要望致しました。北口の渋滞緩和、小田急アコルデ北館から百合丘側への横断のしづらさ解消など、細かいことながら生活の質向上に欠かせないことばかり。北口の渋滞解消はライン引き直し等の予算を確保。本格的な新しいまちづくりを前に臨機応変な対応に期待します。

物価高騰と給食費

 給食費は単価に人数と日数をかけて算出されます。物価高騰が止まらない今、従来の単価で賄えない場合を議会で質問。まず食材の変更、次に基金の取り崩しとのこと。ただ、基金の在り方が問題です。価格変動を想定せずに、たまたま余ったお金をプールするに過ぎず、そのため年間の給食食材費に比べて基金残額が極めて少額であることを指摘。今後は基金の在り方も要検討です。

ふるさと納税考

 令和5年度流出額は125億円の予測。市は120億円ほどの借金(減債基金の取崩)があり、この流出がなければ…というのは正論です。ただ物価高騰や電気代値上げ等の中、市民が少しでもお得を求めて行動するのも当たり前では。そこを理解した上で、生活直結の新規事業等(コミュニティ交通など)で身近な市の存在をアピールする工夫も必要と考えます。

みどりに新規予算をゲット

 12月議会で質問した住宅に近い緑地の植栽管理の課題。計画の策定に向けた新規予算を確保しました。場当たり対応だったみどりの管理が前進。耳の痛い指摘に即対応してくれた行政にも感謝です。引き続きくらしと共存するみどりの保全に取り組む所存です。

みらい川崎市議会議員団 鈴木朋子

TEL:044-200-3355

http://suzuki-tomoko.mints.ne.jp/

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