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麻生区 トップニュース政治

公開日:2023.04.14

統一地方選挙
山崎、石川両氏トップ当選
市議・県議選 共に新人躍進

  • 支援者と喜びを分かち合う山崎氏(10日、午前0時頃)

  • 万歳三唱で喜ぶ石川氏(10日、午前0時頃)

 川崎市議会議員選挙、神奈川県議会選挙の投開票が4月9日に行われた。麻生区市議選では、定数7に対し9人が立候補し、自民党の現職・山崎直史氏(49)がトップ当選を決めた。4人が名乗りをあげ、定数2を争った県議選は、無所属の現職・石川裕憲氏(54)がトップ当選を果たした。

 現職5人、元職1人、新人3人が立候補した市議選。各候補者・陣営は、開票の結果をかたずを飲んで見守った。

 そうした中、自民党の山崎氏が9548票を獲得し、トップ当選を決めた。事務所で当選の一報を受けた山崎氏は支援者と喜びを分かち合った。「投票してくれた人に感謝したい。これまでやってきたことを継続し、地元のために一生懸命やっていきたい」と今後の抱負を語った。

 新人では、共産党の齋藤温氏(32)、公明党の栁沢優氏(39)が初当選を決めた。齋藤氏は「ようやくスタートライン。公約の実現と、市政を身近に感じてもらえるよう発信していきたい」と意気込みを語った。栁沢氏は「ご支援いただいた方々に仕事で結果を出し、恩返しできれば。子育て世代の代表として市政に取り組んでいきたい」と決意を語った。

自民党議席は40年ぶり

 現職2人に、新人2人が挑む形となった県議選。石川氏が前回の得票数を上回る2万3869票を獲得し、圧勝でトップ当選を果たした。事務所で支援者らと共に、開票結果を待っていた石川氏。メディアの当確が出ると安どの表情を見せ、万歳三唱を行った。石川氏は「地域の皆さんの民意を政治の場に届け、今まで取り組んできた徹底的に現場主義をこれからも続けていきたい」と抱負を語った。

 自民党の新人・小林武史氏は初当選。自民党が麻生区で県議会の議席を獲得するのは40年ぶり。小林氏は「仕事でしっかりと結果を示し、4年後に一人でも多くの皆さんに票を託してもらえるようにやっていきたい」と意気込みを見せた。

 今回の投票率は、市議選が46・17%で前回よりも2・13ポイント、県議選は46%で前回よりも2・06ポイント上回った。

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