県政報告【1】
県議会議員としての初質問
神奈川県議会議員　小林たけし

　川崎市麻生区より神奈川県議会に送り出していただいた、県議会議員の小林たけしです。

　任期は４月29日より４年間。早速５月11日からは神奈川県議会第２回定例会の会期が始まり、7月11日まで各委員会や本会議で議論が行われます。私は、麻生区を代表して各種議論の場に参加して参ります。所属委員会は、文教常任委員会となりました。

　本会議で１６７億４７００万円の令和５年度５月補正予算案が示されました。これは物価高騰の影響を受けた生活者や事業者に対し速やかに支援を行うため、国の地方創生臨時交付金を活用し「物価高克服に向けた追加策」として措置するものです。

　そこで文教常任委員会では、麻生区の県立麻生養護学校や平塚盲学校、平塚ろう学校を含めた県内28校の特別支援学校に、補正予算から３２９９万２千円の予算を措置することについて、審議することになりました。

保護者の経済的負担軽減策は

　私からは「所管する教育委員会の基本的な考え方、予算の概要などについて」答弁を求めました。教育委員会からは「物価高が収まらない中で子どもを特別支援学校に送っている保護者の経済的負担を軽減する」との方向性が示されました。また今回の補正予算措置とは別に、「保護者の経済的負担軽減策について県内の取り組み」を質したところ、「県内全33市町村のうち、現時点では17市町が対象で、残りの16市町村は検討中、もしくは当初予算などで既に独自の対策を進めている」ことが分かりました。

　文教常任委員会所属の各議員は、所属会派を超えて補正予算の意義について理解を示し、提示された予算案に賛成いたしました。そして翌５月23日の本会議において全会一致で可決・同意・承認された次第です。

　今後も文教常任委員会において、県の取り組みに対して県民目線でその必要性について議論を進めて参ります。皆さまのご意見・ご要望をお寄せください。

小林たけし

川崎市麻生区百合丘1-17-5-704

TEL:080-5060-4702

https://www.kobayashitakeshi.com/