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麻生区 教育

公開日:2023.06.16

岡上小
大豆の種植えを体験
地元企業の協力で

  • 種を植えていく児童

  • 植えた津久井在来種大豆の種

 市立岡上小学校(岩倉義則校長)の3年生が6月7日、岡上の畑で大豆の種植えを行った。

 同校の3年生は毎年、地元で納豆の製造・販売を行う(株)カジノヤの協力のもと、大豆の種植えから収穫までの納豆づくりを年間を通じて学んでいる。

 今回は、3年生32人が参加。同社の小沢信宏さんから種植えの説明を聞いた後、畑の畝の中に津久井在来種大豆の種をまき、「大きくなって」「頑張れ」と声を掛けながら、土をかぶせていった。

 その後、児童から事前に寄せられた「大豆になるまでどのくらいかかるか」との質問に、小沢さんは「140日から150日」と回答。「大豆の名前はどう決まるか」の疑問には「作った生産者が決めている。今回植えた種の名前は、相模原市緑区の津久井地域で作られたから」と答えた。「種はなんで赤いの」という問いには「キヒゲンという薬が使われていて、鳥に食べられないように」と答えていった。

 児童は「土をかぶせるのが難しかった。収穫が楽しみ」と話していた。小沢さんは「食育活動の一環。食べ物の大切さを知ってもらえれば。買ったときに作ったことや、成長してからもこの体験を思い出してほしい」と思いを語った。

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