戻る

麻生区 意見広告

公開日:2023.07.14

連載104
「わんわんパトロール隊」結成に向けた進捗状況について
みらい川崎市議会議員団 こば りか子

 令和5年3月の第1回定例会で提案した「わんわんパトロール隊」の結成に向けた進捗状況についてご報告します。

 まず結成を求めた経緯は、昨年末に麻生区内で小学生の連れ去り未遂事件が立て続けに発生したことを受け、教育委員会は「小学校のPTAによるパトロールの強化」を求めました。しかし、昨今、PTAは共働き世帯の増加や、負担軽減を求める意見が増えるなど、活動が縮小傾向にある学校も増えています。

 そこで、保護者の負担を軽減しつつ、子どもの安全対策強化を図るため、犬の飼育者の方に、できるだけ子どもの登下校時間に合わせてお散歩してもらい、その際、子どもたちを見守るために散歩していることを強調し、抑止力になることを目指し、お揃いのグッズを犬か飼育者に身につけてもらうことを提案をしたものです。

 事業を実施する麻生区によると、麻生区安全・安心まちづくり協議会の総会でわんわんパトロールの実施が承認され、10月からの開始を目指し、グッズの検討を進めているとのことです。

 私もこの間、様々なお立場の方々と意見交換してきました。当初私は、大中小3サイズの犬用ハーネスや、スカーフ等を付与することをイメージしていましたが、犬を飼っている方から、「犬によっては身につけることを嫌がる子がいるため、わんわんパトロール隊に参加できないケースも出てくるかもしれない」などのご意見をいただきました。そうした意見も反映し、お散歩用品を入れるバッグを有力候補として検討しているということです。

 そこで私は、お散歩用バッグのデザインにはパトロール隊の一員であることが伝わり、なおかつ麻生区らしさや、喜んで持っていただけるものにするよう要望しました。例えば、麻生区には、フロンターレのグラウンドや選手寮があり、アシストクラブの活動も市内で最も盛んでありながら、街中でフロンターレ応援グッズの掲示が少ないという意見も多く寄せられています。また、制作個数はひとまず100個を想定しているとのことでしたので、スケールメリットを目的とする政策であることから少な過ぎると指摘し、「かきまるくん」や「ふろん太」、フロンターレのユニフォーム柄など複数の柄で制作し、好みに合わせて選べるよう要望しました。

 合わせて広報の一環として、「わんわんパトロール隊」委嘱状の授与についても検討するよう改めて要望しました。

 犬を飼っている皆様、ぜひご協力お願いいたします。

 意見をお寄せくださった皆様、ありがとうございました。

みらい川崎市議会議員団 木庭理香子

TEL:044-299-7360

http://www.koba-rikako.com

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS