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麻生区 スポーツ

公開日:2023.07.28

ボッチャで世代間交流
 大会に50人参加

  • ゲーム形式で競技を楽しむ参加者

 認知症カフェ「オレンジリング百合丘」が主催する「ボッチャ大会」が7月21日、市立西生田小学校で行われた。小学生から90歳の高齢者まで約50人が集まり、ボッチャを楽しんだ。

 「オレンジリング百合丘」は、認知症の人や、家族が地域住民、専門職とつながり、居場所づくりを行う「認知症カフェ」のひとつ。毎月第3金曜日に、看護小規模多機能やグループホームを運営する「セントケアゆりがおか」、高石地域包括支援センターの共催で高石公民館などで開催している。

 今回初めて、パラリンピック正式種目で、年代、性別を問わず楽しむことができるユニバーサルスポーツ「ボッチャ」を使った交流を企画した。

 当日は、小学生、同施設の利用者、地域住民など幅広い年代の約50人が参加した。麻生区役所の職員で、川崎ボッチャクラブの代表を務める新橋さち子さん、神奈川県ボッチャ協会の佐藤麻紀さんが、ボッチャの競技やルールを説明。その後、新聞紙や椅子を的にボールを近づけたり、得点が書いてあるシートにボールを載せるゲームを楽しんだ。

 参加した安保佑(ゆ)一(ひと)(小5)さんは「初めての人たちと交流ができて楽しかった」と感想を話した。主催するセントケアの洞綾子さんは「学校の協力で開催できた。昨年、認知症サポーターの養成講座に参加してくれた子どもたちや、地域の方たちにも参加してもらえて、盛り上がった。みんな楽しそうだったので、また企画できれば」と今後に意欲を見せた。

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