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麻生区 社会

公開日:2023.09.08

「三方良し」で健康づくり
長寿講演会に90人参加

  • 講演を行う藤原氏

 今年5月に厚生労働省が公表した「市区町村別生命表」で、男女共に日本一になった麻生区。区は平均寿命日本一を記念して、9月1日に麻生市民館で講演会を行った。会場とオンライン合わせて約90人が参加した。

 東京都健康長寿医療センターの藤原佳典氏による「麻生区で暮らす『三方良し』で健康づくり」と題した講演では、健康づくりやフレイル予防に言及。「栄養、運動、社会参加に3つの柱に加え、口腔・疾病管理が大切」と話し、「生活の中で運動や食事に一つプラスすることが健康につながる」と解説した。

 また(株)明治の岡美里氏は「カラダは食べたものからできている」をテーマに、運動の重要性、食べるために必要な噛むこと、唾液、飲むことの役割について説明。「バランスの良い食事に加え、タンパク質とカルシウムが重要」と参加者に食事のアドバイスを送った。

 区の担当者は「これから健康長寿日本一を目指して、取り組みを進めていきたい」と話した。

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