麻生区 スポーツ
公開日:2023.09.08
「ママ剣士」が初めて交流
講習会で「正しい型」学ぶ
麻生区剣道連盟が主催する女子講習会が9月2日、麻生スポーツセンターで開催され、連盟に所属する初段から4段までの女性6人が参加した。
同連盟は1985年に設立され、大会や審査の運営、高石神社での奉納大会などを行う。今回の講習会は事業の一環として実施。所属するクラブが異なる女性同士で練習を行うことにより、練習の質向上と交流を促進することを目的に初めて企画された。
当日は、同連盟が目指す「正しく美しい基本の動作を重んじる剣道」の実現に向け、昇段審査で必要な基本の型を中心に練習が行われた。
参加した高橋つぐみさんが所属する柿生剣友会は女性の登録率が1割程度。「道場では女性同士で組むことは珍しい。力加減や間合いなど勉強になった」と感想を語った。
高橋さんは同会の徳永友子さんと共に、10月8日に行われる区民まつりで、女性初の演武を披露する。「女性でも稽古を積めばチャンスがある、ということを知ってほしい。ぜひ見に来てほしい」と呼びかけた。
同連盟が運営しているクラブには中学生以上の会員が現在161人所属しており、うち女性は18人。同連盟の向後(こうごう)昭雄会長は「多くの女性登録者は子どもと一緒に剣道を始めている。区内でより剣道人口を増やすためにも、『ママ剣士』の増加を目指す」と展望を語った。
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