麻生区 スポーツ
公開日:2023.09.15
麻生高1年新井さん
空手全国大会で準優勝
11月に世界大会へ
県立麻生高校1年の新井絢人さんは8月27日、京都府で行われた「全日本高校生空手道選手権大会」の15歳男子マイナス60キロ級で準優勝した。新井さんは「2位になれてうれしい」と声を弾ませた。
同大会は、約900人が参加した極真空手の全国大会「2023極真祭」で行われた6大会の一つ。高校生大会は年齢、体重でクラス分けされ、トーナメント方式で行われた。
極真会館宮前平道場に所属する新井さんは、今年4月に行われた国際親善大会で3位、7月に行われた東日本大会で準優勝に輝いていた。新井さんは「前日に、道場のメンバーが他の大会で優勝していたので、自分も優勝目指して頑張ろうと思った」と振り返る。
同クラスには、7人が出場する中、1回戦では「硬くなってしまって目指す組手ではなかった」と思い通りの展開にはならなかったものの、勝利を収めた。続く、2回戦では、緊張もほぐれ、落ち着いた展開で試合を優位に進め、決勝に進んだ。決勝は、東日本大会で一度勝っている選手との再戦に。「自分の戦い方を対策されていて相手ペースの組み手で進んでしまい、勝ちきれなかった」と、惜しくも敗れ、準優勝となった。「相手ペースで進んだときに、いろいろな戦い方ができるように幅を広げていきたい」と今後の課題を挙げる。
小さい子の見本に
新井さんが体験会に参加し、空手を始めたのは小3のとき。サッカーも習っていたが「空手で勝ちたい思いが強くて」と空手を続けてきた。きつい練習に耐えながらも、道場の仲間と楽しく稽古し、大会で勝ったときの充実感に魅力を感じているという。突きからの下段蹴り、打ち合いを得意とする。道場責任者の本橋正道さんは「センスが抜群。当て感が強く本番に強い。先輩にかわいがられ、後輩の面倒見も良い」と新井さんを称す。
「試合だけでなく、稽古でも小さい子どもたちの見本となり、憧れられる選手になりたい」と目標を語る新井さん。11月には4年に一度の世界大会へ出場する。小4以来の出場に「各国の優勝者が出る大会。優勝を狙いたい」と意気込む。
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