戻る

麻生区 教育

公開日:2023.10.07

フェスで公園の魅力発信
体験・音楽・食で盛り上げ

  • ヒツジに直接エサやりをする親子

  • シャボン玉に大興奮の子どもたち

 川崎市が主催するイベント「麻生区ふれあい公園」が9月30日、王禅寺ふるさと公園で開催された。時折雨が降る中で、約2000人が訪れ、イベントを楽しんだ。

 公園の魅力を発信し、地域住民により親しんでもらうことを目的に、2003年から開催され、今回で21回目を迎えた同イベント。

 当日はヒツジやアヒルなどとふれあえる「ふれあい動物園」を実施。ポニー乗馬体験では、昼過ぎに整理券が無くなるなど、人気を集めた。

 会場内では昨年に引き続き、「Vege&Art Fes(ベジフェス)」も同時開催。地域で活動する団体によるワークショップブースに加え、昨年の開催時に「飲食店が少なかった」という声が多く挙がったことから、今年は地場野菜を使った焼きそばや、ハーブを使ったお菓子を提供する13台のキッチンカーが並んだ。

 ステージでは次々に行われるパフォーマンスに歓声も。柿生の戦士・カキライザーや麻生区内を中心に活動するアイドルグループ・AMW、パフォーマー、マジシャンとして活動する「ワンダフルワンダー」などが、観客を盛り上げた。

 1歳の子どもを連れた片平在住の女性は「目当ては動物とのふれあいコーナーだったけど来てみたらマジックショーなどもあり楽しかった。普段できないことばかりで新鮮」と笑顔を見せた。

 ベジフェスを主催した子どもの食育・農育を発信する団体「ふらっと新百合ヶ丘」の中村ふみよ代表は「天気は残念だったけど、多くの人に参加してもらえた。大好きな公園を地元の人たちと一緒に盛り上げていきたい」と期待を寄せた。

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS