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公開日:2023.10.20
寺子屋はるひ野
小・中同時に開講
市内唯一 合同で体験活動
子どもたちの学習支援を行う「寺子屋はるひ野」が10月11日、市立はるひ野小学校・中学校内にあるはるひ野黒川地域交流センターで開講した。同じ敷地内に小・中学校が立地する同校。寺子屋を小・中同時に開講するのは、市内でも初になるという。
川崎市の寺子屋事業は2014年にスタート。市立小・中学校ごとに地域団体が運営し、地域住民や保護者らによる「寺子屋先生」が学習や体験活動をサポートする。寺子屋はるひ野は、市内で92・93カ所目、麻生区内で13・14カ所目となる。
運営するのは、地元住民で構成された実行委員会。当面は、小学4年生から6年生の希望者を対象に、毎週水曜日の放課後に実施していく。実行委員長の升井洋士さんは「前半は宿題を、後半は子どもたちの聞きたいことや知ってほしいことに取り組んでもらいたい。中学生は、定期テストなどに向けた学習の場になれば」と展望を語る。また、月に一度、小・中合同での体験学習も行っていく予定だ。
初回は宇宙教室
9月30日には、オープニングイベントとして、宇宙教室を開催。宇宙教材を製作するベンジャミンブランチ(株)(茨城県)の小谷勲さんを講師に招き、最初は画像や映像を使って宇宙について解説。どこからが宇宙か、空気や宇宙食の説明を行い、衛星、ロケットの仕事について紹介した。
その後、子どもたちは風船を使ったロケットづくりを体験。細長い袋に空気を入れ、紙で羽根をつけて先端にビニールテープを巻いて完成させた。体育館に移動し、製作したロケットを飛ばした。小泉理久眞さん(小2)は「ロケットの羽根を付けるのが難しかったけど、作るのは楽しかった。将来宇宙飛行士になりたい。寺子屋でいろいろな体験をしてみたい」と感想を話した。
実行委員長の升井さんは、初めての教室に対し「1部で41人、2部で25人来てくれて良かった」と安堵。続けて「今後は、元アナウンサーの方に話し方について学ぶ教室を検討している。学校とはひと味違った体験、情報を提供していきたい」と意欲を見せた。
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