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麻生区 教育

公開日:2023.10.21

地域と連携 稲刈り体験
岡上小5年生30人が参加

  • アドバイスを生かして収穫

  • 協力して稲を束ねる子どもたち

 市立岡上小学校の5年生30人は10月16日、学校近くの田んぼで地元農家の協力を得て稲刈り体験を行った。

 同体験は、社会科と総合学習の授業の一環。食育を目的に、もち米作り体験を行っている。6月に田植えを行った後、授業の中で収穫までの流れなどを学んできた。

 当日、JAセレサ川崎岡上支部の役員を務める梶久夫さんから、一束に実る米の量などを学んだ後、8班に分かれて収穫体験へ。前日の降水でぬかるんだ地面に足をとられながらも、鎌での刈り取りや束ねる作業を班員で分担しながら、1時間ほど体験を行った。

 初めて稲刈りを体験したという小川颯介さんは「力加減が難しかった。刃の根本を稲にくっつけて引くというアドバイスをもらったらすっと切れた」と振り返った。

 梶さんは「地域住民とも連携がとれているからできる体験だと思う。子どもたちの食育につながれば」と思いを語った。

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