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麻生区 経済

公開日:2023.11.10

川崎西法人
金賞に千代ヶ丘小・星野さん
税の絵はがきコンクール

  • 表彰式に出席した受賞者ら

  • 金賞に選ばれた星野さんの作品

 麻生区、多摩区の市立小学6年生を対象に、毎年、川崎西法人会(田村精一会長)が企画している「税に関する絵はがきコンクール」。今年度、15校405点の応募の中から、最優秀作品賞となる金賞に、千代ヶ丘小の星野美紗子さんの作品が選ばれた。11月1日に麻生市民館で表彰式が行われ、入賞者に表彰状が贈られた。

 冒頭、田村会長は「質が非常に高く、審査員も大いに頭を悩ませたうえで入賞作品が決まった。今後もこのコンクールを発展させていきたい」とあいさつした。碓井美枝子女性部会長は「小学生の皆さんにとっては、税金はまだまだ慣れないテーマではあるものの、多くの応募をいただいた。さまざまな税金のことを調べ、皆さんの制作にかけた努力が伝わってくる作品ばかりだった」と総評を行った。

 金賞を受賞した星野さんは「趣味でいろいろ絵を描いているけど、賞をもらったことがなかった。自分が選ばれると思っていなかったのでうれしい」と受賞を喜び、「少子高齢化で1人の高齢者に払う税金が少なくなっていると聞いた。しっかり税金を払って社会を支える大人になりたい」と感想を話した。

 全国の法人会の女性部会が取り組んでいる同コンクール。租税教室等を通じて、子どもたちに税の大切さや税の果たす役割を学んでもらい、その知識や感想を絵はがきにして表現してもらうことで税に関する理解を深めてもらうことが目的。西法人会では2010年からスタートし、今回で15回目。

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