等々力で９年ぶりアメフト
富士通・趙主将が意気込み

意気込みを語る趙主将

　アメリカンフットボールの日本一のチームを決める「ライスボウル」（２０２４年１月３日・東京ドーム）への出場をかけたトーナメント戦セミファイナル（準決勝）が12月10日（日）、等々力陸上競技場で開催される。川崎を拠点にする富士通フロンティアーズはオービックシーガルズと対戦する。

　同競技場でアメフトの試合が行われるのは14年以来９年ぶり。フロンティアーズで主将を務める趙翔来（ちょうしょうき）選手は「日本で一番熱い試合を行う。市民にアメフトの魅力を感じていただきたい」と意気込む。

　今季、富士通フロンティアーズは最高峰リーグのＸ１　スーパー・ディビジョンＢで５戦全勝し、１位を決めた。趙選手は「主力メンバーに加えて、若い新戦力が躍動したチーム」と評し「勢いに乗った時の爆発力がある」と語る。

　ライスボウルは目下２連覇中の同チーム。「決勝進出に向け、あまり意識はせずにチームのスタンダードである、最後までワンプレーに集中して戦い続け、結果的に３連覇を成し遂げる」と語る。

試合前にはイベント　

　キックオフは午後３時。試合１時間前には、３ヤード先の的を目掛けてアメフトボールを投げる「ＱＢチャレンジ」やサッカーのＰＫのように、的を目がけてアメフトボールを蹴る「キックターゲット」などのアトラクションが行われる。

　入場料など詳細は、Ｘリーグのウェブサイトを参照。