戻る

麻生区 教育

公開日:2023.12.22

区PTA協議会
児童発案献立を販売へ
食育推進の一助に

  • 健康重視のメニューに

 麻生区PTA協議会が主催し、区内市立小中学校在学の子どもを対象に今夏行われた「食育推進コンテスト」。その中で真福寺小5年の山中英里さんが考案し、(株)カジノヤ賞を受賞した「ネバネバ丼」が12月28日(木)まで、麻生区役所内「レストランあさお」で販売されている。

 食育推進を目的に、子どもが作った料理の写真と、作品に込めた思いを募集した同コンテスト。今年は24の団体、企業が後援し、賞を用意した。

 川崎市PTA協議会で行われた同コンテストの応募レシピが実際に販売されたことから、区内でも実施したいと、区PTA協議会が区役所地域支援課に相談し、同店で販売することに。

 顧客層である高齢者に喜んでもらえるようにと、同店の田中隆料理長が応募作品80作品の中からメニューを採用。(株)カジノヤが協賛した納豆、鶏卵、めかぶ、とろろ、オクラといった粘り気のある食材を使用し、ビタミンとタンパク質をバランスよく取り入れた。

 同協議会は「実際に区内の人に食べてもらえることで子どもたちも達成感が得られる。協力してくれた地域企業に目を向けるきっかけにもなれば」と思いを語った。

 同店では全応募作品を紹介したパネルも展示されている。

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS