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麻生区 経済

公開日:2023.12.22

中学生2人が一日署長に
税への関心向上目指し

  • 電子決裁を行う石崎さん

 川崎西税務署で12月13日、中学生2人が一日税務署長を務めた。

 同署管内の麻生区、多摩区の中学生を対象にした「中学生の税についての作文」で同署長賞を受賞した記念として、受賞者を一日署長に任命している同企画。取り組みを通じ、作文事業の発展、税への関心を高めることなどを目的に行われている。

 今年、一日署長を務めたのは、石崎希実さん(市立麻生中3年)と、坂綾高さん(市立菅中3年)。

 当日、菊池正純署長から委嘱状を手渡された2人は、関係者と名刺交換を実施。多くの職員の前で自己紹介と併せて、「確定申告の時期となり忙しいが、健康に留意して」などと訓示した。

 その後は「キャッシュレス納付」の広報や署内の巡回を行い、最後は署長室で電子での署長決裁を体験した。

 石崎さんは「今年の漢字は『税』と発表され、世間の関心が高まっている中で貴重な体験ができた。日本にとって重要な税を管理する税務署は、ちゃんとした仕組みに沿ってさまざまな仕事があることを知れた」と振り返った。

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