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麻生区 教育

公開日:2024.01.05

川柳で区内4人が優秀賞
寺子屋への思いを発信

  • 賞状を受け取る阿部さん

 川崎市教育委員会が主催し、12月17日に高津市民館で開催された「地域の寺子屋推進フォーラム」。その中で行われた「寺子屋川柳」表彰式で、麻生区から4人が優秀賞を受賞した。

 子どもたちの学習支援などを目的に、2014年度から始まった地域の寺子屋事業。8年前から、新たな拠点立ち上げの機運醸成や、事業の周知のために、フォーラムを開催し、実践報告や体験会が行われている。

 今回は事業が10年を迎えることから、現在までを振り返るトークセッションや各寺子屋への感謝状贈呈が行われた。

 寺子屋への思いを共有しようと、3年前から行われている寺子屋川柳の表彰式も実施された。延べ1188作品の応募の中から、こどもの部、大人の部合わせて12作品が優秀作品に選ばれ、麻生区からは4人が受賞。福田紀彦市長と小田嶋満教育長から表彰状を受け取った。

 『木曜日 スキップしながら 寺子屋へ』という作品を応募し、こどもの部で受賞した阿部眞子さん(片平小4年)は「寺子屋は毎週の楽しみ。これからもいろいろなことに挑戦したい」と笑顔を見せた。寺子屋わかたけ(真福寺小学校)で寺子屋先生を務める戸倉佐智子さんは『道で逢う かわいい会釈に はげまされ』という作品で受賞。「名前を覚えていなくても寺子屋の人と認識してくれているのがうれしい」と作品への思いを語った。

 麻生区内の他受賞者と作品は次の通り▽中川昇輝さん(麻生小5年)『寺子屋の 楽しさもっと 広めたい』/禿泰子さん(寺子屋しらとり・寺子屋先生)『帰り際 ここ学校ならなと つぶやく子』

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