戻る

麻生区 教育

公開日:2024.01.05

大根堀りに挑戦
麻生小2年生108人体験

  • 全身を使って大根を引き抜く児童

 市立麻生小学校の2年生108人が12月11日、麻生中学校近くの畑で、地元ボランティアの協力のもと、大根堀り体験を行った。

 生活科の学習の中で毎年行われている同体験。今回は9月に種を植え、成長の過程を写真などで確認しながら、学びを深め、収穫に至った。

 体験に協力したのは、農業、家庭菜園の経験者がボランティアとして集まり、畑を管理する「のびのびファーム」。食育の一環として、区内小学校、中学校の課外授業に協力している。

 当日は、クラスごとに畑に入り、大きく育った大根を収穫。重さに苦戦しながらも、「まっすぐ引き上げて」というボランティアのアドバイスのもと、力いっぱいに引き抜いた。

 その後は大根についての質問コーナーを実施。「なぜこんなに大きくなる?」「大根はどこがおいしい?」など、次々に声をあげた。

 同畑のボランティアを務める北條秀衛さんは「収穫だけの体験は多いが、種まきからできるのは貴重。土に触りながら、食への関心を高めてほしい」と期待を寄せた。

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS