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麻生区 社会

公開日:2024.01.05

白山愛児園
野球用具に喜びの声
横浜銀行らが寄贈

  • 子どもたちに直接手渡す姿も

 横浜銀行と一般社団法人日本未来スポーツ振興協会は12月14日、白山愛児園で野球用具の寄贈式を行った。子どもたちは寄贈されたグローブやバット、ボールなどを受け取り、笑顔を見せた。

 昨夏、野球人口の増加を目的に、経済的・環境的な事情により野球に取り組むことが困難な子どものために、同銀行が協賛するイベントの中で、不要になった野球用具の寄付を募集。3日間で175点の野球用具が集まった。寄贈された用具を、同協会を通じ、県内5つの児童養護施設に寄贈した。

 当日、子どもたちは並べられた用具に駆け寄り、気に入ったものを手を取った。男子児童は「プロ野球選手になりたい。施設には一人一つずつグローブが無かったのでうれしい」と喜びの声を上げた。

 同施設の指導員は「成長につれて用具はすぐサイズが合わなくなる。値段が高いものも多いので、寄付はありがたい。子どもたちにはたくさん練習してほしい」と感謝した。

 同銀行の担当者は「子どもたちが楽しそうに選んでいたのが印象的。SDGs推進にも繋がる活動。野球を始めたい人たちに用具がいかないという状況を改善できるよう、寄付の輪をひろげていきたい」と展望を語った。

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