「映像のまち・かわさき」推進フォーラムの15周年記念企画「『ロケ』を知ろう!麻生・多摩デジタルスタンプラリー」が2月14日(水)まで実施されている。映像文化を振興する2地区の活性化が目的。同フォーラム担当者は「区外からも来ていただき、魅力を知ってほしい」と期待を寄せる。
1970年代に特撮の撮影スタジオが多摩区細山(現・麻生区多摩美)にあったことから、『仮面ライダー』など多くの特撮、映像作品のロケ地となっている麻生区、多摩区。美術会社、機材のレンタル、照明など映像撮影関連の会社も多いという。
同フォーラムは、このような映像に関する豊富な地域資源を生かした、新たな都市の魅力創造を目指し、関係者同士の交流、連携の場として設立された。
今回は、同フォーラムの設立15周年を記念し、映像文化に関わってきた歴史と、現在も『翔んで埼玉』といった映画やドラマなど、多くの作品のロケ地となっていることを周知し、まちの活性化を図るため、デジタルスタンプラリーを企画した。
スタンプポイントとなるのは、全部で7カ所で、麻生区内は、麻生区役所(禅寺丸柿の碑)、kirara@アートしんゆりイルミネーションツリー、川崎市アートセンター、イオンシネマ。多摩区は全て生田緑地内で、東口ビジターセンター、川崎市岡本太郎美術館(母の塔)、枡形山展望台。
同フォーラムの担当者は「実際のロケ地は民家や道路が多く、迷惑になってしまうことから駅周辺、生田緑地をポイントにした」と説明。続けて、「ロケが多く、撮影関連企業も多いまちだと知ってほしい。幅広い世代に楽しんでもらえる企画になっている。地元の人に改めて素敵な地域だと魅力を再認識してもらうのはもちろん、市外、県外からもファンの人に足を運んでもらえる機会になれば」と期待を寄せる。
鑑賞チケット抽選も
参加方法は、事前にARアプリ「COCOAR」をダウンロードし、川崎市アートセンターなどで配布しているデジタルスタンプラリーパンフレットを用意。スタンプポイントでパンフレットをアプリから読み取ると、スタンプが貯まる。
ポイントのうち、3カ所を巡ると、イオンシネマなどの鑑賞チケットが当たる抽選に応募できる。詳細は同フォーラムウェブサイト。
担当者は「スタンプを集めるとロケのあるある情報を紹介する機能付き。あらゆる角度でロケ地、映像作品を楽しんでほしい」と見どころを語った。
麻生区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|