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麻生区 社会

公開日:2024.01.12

有事に備え訓練多様に
地域住民ら200人参加

  • 煙体験ハウスを実施=提供

 上麻生東町内会と柿生地区総合型地域スポーツクラブGETは先月、体験型の自主防災訓練を市立柿生小学校で行った。

 防災意識向上を目指し、麻生消防署、麻生消防団の協力のもと行われている同訓練は、今回で4回目。有事の際の備えになるよう、老若男女問わず参加できる多様な体験を実施している。

 今回は同小児童や地域住民など約200人が参加。コロナ明け初となる、火事の際の「煙体験ハウス」を実施したほか、起震車、水消火器の使用、毛布を使った担架運搬などから、災害時の対応を学んだ。

 同町内会の副会長も務める同クラブの林建理事長は「防災訓練は意外といつでもできるものではない。実際に災害が起きた際には、予期せぬさまざまなことが起こる可能性がある。自分たちが住むまちではどうなってしまうのか、改めて考え、備えられるリアリティのある訓練を行っていきたい」と今後を見据えた。

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