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麻生区 社会

公開日:2024.01.12

20歳の節目 決意新たに
等々力 旧友との再会喜ぶ

  • 華やかな振袖姿の来場者

 川崎市の「二十歳を祝うつどい」が成人の日の8日、とどろきアリーナ(中原区)で開催され、会場には振袖やドレスをはじめ、袴やカラースーツなど個性あふれるファッションに身を包んだ若者が友人との再会や写真撮影などを楽しんでいた。

 式典では、事前応募で選ばれた代表者がスピーチ。麻生区の栗原拓海さんは、保護者や教員など出会ってきた指導者に感謝しながら、「託される側から託す側へと変わる。未来の若者のために次の社会をつくっていく」と抱負を述べた。

 式辞で福田紀彦市長は「コロナ禍でつらい時期があった世代だと思うが、だからこそ人と人のつながりの大切さを強く感じた世代。ぜひこの経験をプラスに生かしてほしい」とエールを送った。

 シンガーソングライターの井上 苑子(そのこ)さんによるミニライブとトークショーが行われたほか、「二十歳を祝うつどい」サポーター企画のビデオレターコーナーも実施。市内小中学校の教諭や川崎にゆかりのあるスポーツ選手らから祝福が寄せられた。特別映像では、お笑い芸人のやす子さんからのメッセージや、20歳100人で作り上げたダンス映像作品「ハタチたち2」も公開された。

 市によると今回の対象者は2003年4月2日から04年4月1日までに生まれた人で、麻生区は1865人だった(2023年11月30日時点)。

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