麻生区 文化
公開日:2024.01.19
柿生在住漫画家
電子書籍で新刊発売
柿生を「愛ある風刺」で紹介
柿生在住の漫画家・まほろんさん=人物風土記で紹介=が手掛ける漫画『柿生タヌキ事情』(まねきねこ出版)の第2巻が1月27日(土)、電子書籍で発売される。まほろんさんは「約2年ぶりの新刊。やっとという感じでうれしい」と声を弾ませる。
同作は、同じ大学に通う柿生、新百合ヶ丘、八王子、立川在住の学生4人が登場し、柿生を「愛のある風刺」で表現し、新百合ヶ丘と対比しながら、地元の「あるある話」を展開していくというストーリー。新刊となる第2巻では、話を八王子、多摩エリアまで広げ、かつ柿生の中で「都会探し」をしていく。
「背景などは、実際の場所で写真を撮って描いている。地元に住んでいる方ならば、柿生や多摩エリアの見たことのある風景もあるし、地元ならではの話で『クスッ』と笑ってもらえれば」とまほろんさんは見どころを語る。
未公開作も収録
関西出身のまほろんさん。声優として活動していた中で、5年前に柿生に移り住み、家の前で出合ったのがタヌキだった。元々絵が得意だったこともあり、タヌキを主人公にした漫画を描くことを決め、SNSに投稿。それが話題となり、知人が八王子の大学に通っていたことから、大学を舞台に地元ネタを盛り込んだ漫画を描こうと制作を始めたのが『柿生タヌキ事情』だった。
「柿生は突っ込みどころがいっぱいあって、アイデアの種が豊富」とまほろんさん。登場する大学生4人組の一人は、自身の視点を落とし込んで描いているという。
同作は、地域情報サイト「ロコっち新百合ヶ丘」で連載されており、第2巻は、SNSや同サイトで掲載されたものに加え、おまけページとして未公開のストーリーも収録さている。
「柿生、八王子、多摩エリアで妄想を広げていく。都会を見つける醍醐味を楽しんでほしい」と笑顔で語る。「まだまだ地元にも知られていないので、まずは麻生区、川崎市の人に読んでもらいたいし、多摩エリアの人たちにも読んでほしい」と抱負を語った。
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