新百合ヶ丘駅周辺を会場に、毎年4月から5月にかけて開催されている「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)」の記者発表会が1月18日、川崎市役所で行われた。
多くの芸術系大学や、芸術団体が拠点を構える麻生区の立地を生かし、2009年からオペラ、バレエ、音楽、演劇など、多彩なプログラムを行ってきた同祭。
今年は4月7日(日)から5月12日(日)までの約1カ月間、各拠点で川崎市市制100周年記念事業として32演目43公演を行う予定。
若年世代も共に
記者会見では、富山省吾同祭実行委員会委員長らが開催概要や見どころを説明。今年は、地元にゆかりのある若手アーティストを多く起用したことから、特別ゲストとして、サックス四重奏Adamのメンバー・野原シーサー朝(とも)宇(たか)さん、女性ジャズグループTHE JAZZ AVENGERSのリーダー・川口千里さんも共に登壇し、意気込みを語った。
昨年に続き「全国都市緑化かわさきフェア」を盛り上げるため「緑と水のアート」と題したイベントも実施予定。自然の中で、出張型コンサートや、若者に人気の高いブレイクダンスなどの演目を行い、幅広い世代の来場を目指すという。
富山実行委員長は「コロナ禍を越え、演目数も元の状態以上に。明るく華やか、にぎやかに盛り返していきたい」と力を込めた。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|