戻る

麻生区 教育

公開日:2024.03.08

早野の森で自然体験
WSで新たな楽しみも

  • たき火に枝を投げ入れる子どもたち

  • 毛糸のオーナメント作りに挑戦

 王禅寺中央中学校区地域教育会議行事委員会が主催する「早野で冬の自然を楽しむ会」が2月24日、早野聖地公園のボランティア広場で開催され、子どもたちが自然体験を楽しんだ。

 同会議は、王禅寺中央中、同小、真福寺小、虹ヶ丘小を対象とした住民自治の教育組織。火や水などライフラインがない環境の中での過ごし方を子どもたちに体験してもらいたいと、同公園里山ボランティアの協力のもと、同イベントを毎年行っている。

 当日は各校の小中学生と保護者ら約80人が参加。会場周辺から材料となる枝を拾い集めて、たき火を体験したほか、自分たちで竹を切り出し、お椀と箸作りに挑戦した。初めて竹を切ったという山田楓実さん(王禅寺中央小2年)は「思ったより時間がかかって難しかった」と振り返った。

 その後は、たき火で焼いた焼き芋や、マシュマロ、手作りお椀によそったスープなどが提供され、笑顔でほおばる子どもの姿が見られた。

 今回は、こども文化センターの協力を得て、工作ワークショップを初めて実施。火が安定するまでの時間を有効活用し、低学年や未就学児でも楽しんでもらえるようにと企画された。

 イベント代表を務める白川北斗さんは「この時期は受験なども落ち着き、多くの子どもたちに参加してもらえるタイミング。新たな取り組みを来年以降も続け、子どもたちに楽しんでもらえたら」と意欲を見せた。

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS