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麻生区 社会

公開日:2024.03.08

車座集会
白山でつながりづくりを
市長と市民が意見交換

  • 話し合いに耳を傾ける福田市長

 市政の課題解決に向けて、市民と福田紀彦市長が直接対話する車座集会が3月1日、麻生市民館大会議室で開催された。

 市長が各区を訪問し、市民と対話する同集会は今回で66回目。麻生区では、昨年3月以来の開催となった。

 1980年代に街区ごとに順次入居が始まり、高齢化が進んでいる新ゆりグリーンタウンを中心とする白山地区。今回の集会では、その白山地区にスポットをあてた「麻生区 長寿日本一 その先へ〜白山地区から始めるつながりづくり〜」がテーマに。福田市長、山本奈保美区長、白山地区でまちづくりに取り組む団体、自治会、民生委員児童委員ら20人が参加した。

 白山まちづくり協議会会長の伊東紘さん、柿生アルナ園地域包括支援センターの玉野朋美さん、アカシアお助け隊の佐間田三七江さんがそれぞれの活動、地域でのつながりづくりについて事例を紹介。その後、地域ぐるみでの取り組みや住民参加に向けたアイデアを3グループに分かれて話し合いを行った。福田市長がファシリテーターを務める中、高齢化や、若年世代・学生との交流といった同地区で抱えている課題に対し、スタンプラリー、スマホ講座といった関わりづくりのアイデアが発表された。福田市長は「いろいろな事業者の今あるサービスを重ね合わせることによって豊かなものができる。多彩な方たちが大勢いるので、それぞれの持っているいいものを引き出して、地域に入ってもらうと、この地区は絶対にしぼばないと感じた。これからも一緒にいいまちづくりを行っていきたい」と今回の集会を総括した。

 今回出たアイデアは、今年5月頃に白山地区圏域会議を開催し、実践に向けた検討を行っていく予定だという。

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