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公開日:2020.07.17

市初の水族館、きょう開館
川崎駅東口に

  • 映像技術などを使って生態系を紹介

 川崎市初の水族館「カワスイ 川崎水族館」がきょう17日(金)、JR川崎駅東口の商業施設「川崎ルフロン」の9、10階にオープンする。

 開業前の14日には、報道陣向けの内覧会が行われた。延べ床面積は約7千平方メートル。69個の水槽が設けられ、200種の魚と30種の動物が鑑賞できる。鈴木正孝館長は「魚や動物の名前など、文字の生き物の表記はほとんどない。知識として知るのではなく、環境・生態系全体を感じてほしい」と期待を込める。

 「世界の美しい水辺」をテーマに、川崎市を流れる「多摩川ゾーン」をはじめ「オセアニア・アジアゾーン」「アフリカゾーン」「南アメリカゾーン」「パノラマスクリーンゾーン」「アマゾンゾーン」の全6ゾーンで構成。世界初の手中ライブカメラによるAI解析やデジタル動物展示システムなどの最新技術を駆使する。猫カフェの開設やモルモットとの触れあい、カピバラ餌やり体験なども企画するが、新型コロナ収束後に開催する。

 同水族館は7月1日、川崎市と地域活性化に関する協定を締結。今後は多摩川の清掃活動への参加や、祭りへの参加、職場体験の受け入れや、出前授業をはじめとした地域連携を模索する。市内幼稚園小中学生に対しては事前学習や事後学習のカリキュラムなどを提供する予定。年間入場者数は、新型コロナを勘案し、初年度は100万人を見込む。

 17日は正午からのオープンを前に、セレモニーを開催。テープカットやバスケットボール男子B1・川崎ブレイブサンダースのチアチームIRISによるパフォーマンスなどで完成を祝う。新型コロナ対策では、混雑状況を3段階に分けて、公式ホームページやアプリなどで公表する。

 営業時間は昼の部・午前10時から午後5時まで、夜の部・午後6時から午後10時までの昼夜入れ替え制。

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