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川崎区・幸区版 公開:2022年1月21日 エリアトップへ

ラ チッタデッラ 「働き方改善」で連携 地域活性に向け一歩

社会

公開:2022年1月21日

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働き方改善に取り組むラ チッタデッラ
働き方改善に取り組むラ チッタデッラ

 JR川崎駅前の複合商業施設「ラ チッタデッラ」を運営するチッタエンタテイメント(美須アレッサンドロ代表)は施設内のテナントが店舗ごとに営業時間の短縮や、週一日の定休日の設定ができるように「働き方改善」に取り組んでいる。コロナ禍での人手不足から生じる負担の激増、モチベーションの低下などの問題解決を目指す。

 取り組みは6月までの期間限定。営業時間の短縮は飲食が1時間30分、物販、サービスは1時間。現在、飲食21店舗中11店舗、物販は9店舗中4店舗、サービス18店舗中2店舗が実施している。定休日は施設全体の営業に影響が出ないように調整の上、飲食10店舗、物販1店舗、サービス3店舗が実施中。

 実施店からは「休みが取れず、連勤が続いていて労働時間も長かったので助かる」「定休により販促、営業、技術向上の研修に時間が割ける」などの声が届いている。

 運営会社によると、年中無休や、業態で統一した営業時間が通例の商業施設としては異例の取り組みだという。

 緊急事態宣が明けた昨年10月ごろから首都圏全域で飲食店における人材不足が発生し、同施設にもその影響が及んだ。運営会社が11月にテナントへ実施した調査では、飲食店の81%が人材不足を訴え、既存スタッフの負担が激増したり、仕事へのモチベーションの著しい低下が見られるといった問題が生じていることが分かり、今回の働き方改善に踏み切った。

 担当者は「この取り組みで各店が本来の元気を取り戻し、施設、地域の活気へ波及することを期待したい」としている。

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