#かわさき推しメシでグランプリを受賞した「ブラッスリーほっぺ」のオーナー 大森 達也さん 幸区南加瀬在住 60歳
「味は真心」から作る
○…「ブラッスリーほっぺ」では文字通りほっぺたが落ちるほどおいしい洋食と、心地よい音楽が楽しめる。「お腹いっぱい食べて、楽しい音楽を聴いて、また来たいと思ってほしい。盛りすぎちゃうのが玉にきずだけどね」と笑う。名物の「よくばりベーコンナポリタン」は今年、かわさき推しメシのグランプリを受賞。「以前準グランプリだったので、結果を求めた」と語るように見事栄冠に輝いた。
○…店名の「ブラッスリー」はフランスの「レストラン・ビストロ・ブラッスリー・カフェ」の等級の中の一つ。かしこまらずに気軽に来てほしいという願いが込められている。2010年にオープンし、今年で15年目。「ありきたりな言い方になるけど、やっぱり料理を作っておいしいと言ってもらえるのが一番かな」。奇抜なモヒカンと強面な見た目とは裏腹に、笑顔が印象的だ。
○…中原区市ノ坪出身。母が開いた定食屋の手伝いや弟の食事の面倒を見るうちに、いつしか料理の道へ。料理学校を卒業後、先輩のつてをたどって六本木のフレンチレストランに入ったのは20歳の時だった。その後いくつかのレストランを経て、地元川崎へ。この土地に根差し、地域の人に喜ばれる料理を提供したいとの思いから、洋食店を開いた。
○…クレイジーケンバンドの大ファンで、歴は20年以上。メンバーとの親交も深く、演奏をしに来てくれたり、ランチを食べに来ることもあるいう。「でも(横山)剣さんはまだだから、来てくれたら壁にでっかくサインを書いてもらうつもり」と冗談めかす。その壁には「味は真心」というモットーが掲げられている。フレンチで鍛えた料理の腕をふるって、今日も真心を込めた一皿を作る。
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