川崎区・幸区 人物風土記
公開日:2025.10.03
かわさきジャズ2025のBRIDGEアーティストに選出された
山田 ゆきさん
川崎市内在住 44歳
ジャズを届ける橋に
○…今年で11年目を迎える「かわさきジャズ2025」を盛り上げる「BRIDGEアーティスト」に選出。「連絡が来た時はうれしかった」と話し、24日にはラゾーナ川崎で初ステージ終え「多くの人に観て頂き楽しかった」と感謝を伝える。歌い始めて約15年。今回初めての作詞作曲にも挑戦し、川崎市の街並みを歌った「Swing Harmony」を引っ提げて8公演出演していく。「ジャズでみんなをつなげたい」
○…名古屋市出身。実家は開業医。父は産婦人科医、母は薬剤師で両親ともに日夜関係なく忙しかった。祖母と編み物遊びで幼少を過ごし「手を動かすのが好きでした」と振り返る。高校の時に女性の歯科医に治療してもらい「かっこいいな」と憧れを抱き、この道を歩む。現在は訪問歯科として現役の歯医者の日々、奮闘する。
○…ジャズの影響は母から。趣味で母もステージで歌っており、車の中は母の練習スタジオだった。一人暮らしを始め、母の聴いていた曲をまちで耳にした。感性が追いつき「気持ち良さそうな歌声」とジャズの魅力に気付いた。思えば中学では合唱部。高校でも友達と歌いながら帰っていた。「私も歌いたい」と思い、歯科医院に勤務しながらライブハウスで歌うように。世界で活躍するジャズピアニストとも出会い「ジャズはお客さんと一緒に作るもの」と教えられ、観客の手拍子も音の一つと学び、共に楽しむことを覚えた。3枚のアルバムをリリースし、各地のジャズクラブに出演と、シンガーとして階段を登っていった。
○…家族は夫と子ども2人。人の為に尽くす両親の姿が二足の草鞋を履く原動力。その背中を追い、次は子ども達に「パワフルな母ちゃんを見せたい」と笑顔をみせた。
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