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川崎区・幸区 人物風土記

公開日:2026.01.16

映画『これが私のお気に入り〜This is My cup of tea〜』で監督兼主演を務める
小林 真樹さん
川崎区在住

芝居こそわが人生

 ○…製作中の映画『これが私のお気に入り〜This is My cup of tea〜』で監督兼主演を務める。作品は失恋を繰り返す主人公が、過去の恋愛を振り返りつつ、本当に望む愛に目覚める喜劇。ほかにも登場人物は、日常生活に難を抱えながらも、必死に愛を掴もうとする個性的なキャラクターばかりだ。「出演者はリアリティーを出すのに苦労してますが、逆にやりがいもあります」とにっこり。「海外のコメディーアニメのようなテイストに近づいてきた」と手応えを感じている。

 ○…幸区出身。幼い頃母と2人の生活に寂しさを抱え、大人は信用できなかった。「川崎のことが嫌いでした」。そんな時、演劇と出合った。小学校のクラブ活動で行った劇中、ふと顔を上げると、役に入り込んだ児童たちは今まで見たことがないような美しい表情をしていた。「初めて人を尊いと思いました」。演劇は人とつながることができると実感した。

 ○…高校では演劇部に所属し、卒業後は一度就職。しかし湧き上がる思いは遂に堰を切り、母の反対を押し切って演劇の道へ。仲間たちと立ち上げた劇団では看板俳優として活動しながら、メディア対応や営業など、なんでもこなした。「当時周りにいた人の中には、大河ドラマに出てるような俳優もいます」。出産を機に一度道を離れるも、2人目がまだ小さいうちに再開。「夫にはしょうがないと思われているでしょうね」

 ○…今作のある登場人物が言い放つ、『恋愛に失敗なんてない。だって正解はないんですから』というセリフに「この作品のメッセージが凝縮されている」と力を込める。「人生も同じ。正解に捉われず、自分自身を見つめる大切さを表現したい」。どこまでも芝居の道を突き進む。

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