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公開日:2026.01.16

等々力新スタ
ワンスロープ導入で一体感
市「海外事例参考に検討」

  • トッテナム・ホットスパー・スタジアム 岩隈市議提供

 サッカーJ1・川崎フロンターレの本拠地で球技専用スタジアムへと改築される等々力陸上競技場(現Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)について、観客席の一部を、切れ目のない連続性のある「ワンスロープ」構造として市が検討を進める。会場の一体感を醸成するのが目的。昨年12月の市議会の一般質問に、市側が答弁した。

 ワンスロープはスタジアムの観客席がフロア(階層)で区切られず、スロープ(傾斜)が連続して一体的に設計された観客席の構造。会場の臨場感や一体感を生むとされている。海外では、イングランド・プレミアリーグ・トッテナム・ホットスパーFCの本拠地にワンスロープが設けられていることが知られ、国内では、J1・サンフレッチェ広島のホームスタジアムで導入されている。

 等々力で整備される球技専用スタジアムは、収容人数が約2万7千人から約3万5千人に拡充される。市によると、整備にあたり、誰もが一体となって盛り上がることができる観戦環境の創出が重要とし、海外の先進事例なども参考にしながらワンスロープ構造等の検討を進めていると説明する。

 12月議会で福田紀彦市長は「新たなスタジアムは、川崎のアイデンティティーを強く発信していくような施設とすることが重要。市民が誇れる市の象徴的施設になるよう、海外の事例なども参考にしながら、取り組みを進める」と述べた。

 質問を行った岩隈千尋市議(みらい/高津区)は、昨年夏、自腹でトッテナム・ホットスパー・スタジアムを視察したという。建設時に、サポーターの応援歌「チャント」が響く構造や、ホームのサポーターの応援が一体となる「ワンスロープスタンド」を考慮した上で設計されたことを同スタジアムスタッフへのヒアリング調査で知り、今回の議会で事例として紹介。等々力の球技専用スタジアムの工事が2027年度から着工されることから、要望するのは今しかないと質問したという。

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