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公開日:2026.10.09

日吉商連 専用タグで買い物支援 経済循環と見守りに

  • 利用のイメージ(上)と、同連合会のマスコットキャラクター「どうかんクン」があしらわれた専用タグ

    利用のイメージ(上)と、同連合会のマスコットキャラクター「どうかんクン」があしらわれた専用タグ

 谷戸福栄会、南加瀬中央通り商和会、南加瀬原町商店会、小倉商栄会で組織する日吉商店街連合会(出口光徳会長)は、加盟店(108店舗)で利用できる「どうかんクン Point」のテスト運用を開始した。キーホルダー型の専用タグで利用でき、商品を購入すると家族に安否確認メールが届くのが特徴。「地域経済の循環と、多世代の日常的な見守りを同じ仕組みの中で両立させるのが目的」と出口会長は語る。

 最大の特徴は、スマートフォンの決済アプリなどを使う必要がない点だ。キーホルダー型の専用タグを、加盟店に設置された端末にかざすだけで決済などが可能。デジタルやウェブに不安を抱えがちな子どもや高齢者でも、手軽に操作することができる。

2つの機能をタグに

 主な機能は、地域での買い物を促進する共通ポイントサービスと、家族の安心を支える見守りサービスの2つ。

 共通ポイントサービスでは、加盟店での買い物やサービスの利用に応じてポイントが貯まり、そのポイントを支払いに充てることができる(1ポイント1円)。現金のチャージ機能にも対応し、支払いが可能。現在の利用状況を確認したい時は、手持ちのスマートフォン(NFC対応)の背面に専用タグをかざすと、自動的にインターネットを介してサイトにアクセス。いつでもポイント残高や利用履歴を確認することができる。またサービス利用者には、毎日午前10時と午後4時に加盟店からお得な情報がメールで送られる。

 見守りサービスは1年プラン(6000円)と1カ月プラン(1000円)を用意。登録すると、タグ所持者が加盟店を利用した際に、家族に安否確認のメールが届く。48時間連続してタグの利用が確認できなかった場合には、翌朝から自動的に安否確認のメールが送信される機能も備わっている。

今後は福祉教育も

 ネット通販の普及による消費者のニーズ変化など、商店街を取り巻く環境は厳しい。同連合会も同様の課題に直面していることから、今回のシステムを開発した。6月に就任した出口会長の肝いり施策の一つで、デジタルに明るい出口会長がほぼ一人で作成した。

 今後は学習塾や福祉施設での入退出記録など、地域社会のインフラとしての幅広い活用も見込む。将来的には近隣の商店街との広域連携も視野に入れる。

 本格的な運用開始は12月の予定で、専用タグは10月中旬から加盟店で販売する(500円)。販売店舗の詳細はどうかんクン Pointのウェブサイトで公開予定。問い合わせは同連合会メール:info@doukankun.com。

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