神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「ママさんブラス 相模原こっこ隊」隊長 山田 亜紀さん 清新在住 33歳

公開:2012年3月8日

  • LINE
  • hatena

「音楽って楽しいんですよ」

 ○…演奏活動などを通じて地域貢献する団体に助成金を贈るヤマハの「地域音楽活動支援」に採用された。全国で50団体程度、市内では唯一。「嬉しかったですね。みんなで喜びました」。6月に行う『わくわくコンサート』では子どもと一緒に歌える手遊び歌やアニメ曲、大人向けまでを披露する。「ママならではの温かい音楽を届けます」と微笑む。

 ○…『相模原こっこ隊』は子どもを持つママら42人から成る。5年前の立ち上げ当初から参加、一昨年から2代目の隊長を務める。コンセプトは「子どもと一緒に音楽を楽しみながら演奏活動する」。幼稚園の訪問演奏や骨髄バンクドナー登録会でのコンサートなどが活動の場だ。出産などの理由でブランク(楽器を手にしない期間)が長いメンバーも多いが、「レベルアップしながら色々な人に聞いてもらえる音楽を作っていきたい」。週1回集っては、みんなで音を合わせる。

 ○…小中学生時代はバスケや剣道に励むスポーツ少女。が、高校の部活紹介で吹奏楽部の演奏を目にし、トランペットの格好良さに一気に恋に落ちて入部。3年間奏で続けた。卒業後も楽団に参加。その際購入したマイ楽器は、今も大切に使っている。「一人で吹いても楽しいけれど、団体はみんなで曲を作り上げる。出来上がったときの達成感が楽しい」。ママさんブラスに加わった理由もこれだ。

 ○…8歳と6歳の男の子がいる毎日は「バタバタ」。同じくトランペットを吹いてほしいと願うも、「興味が向かないですね」と苦笑する。今後は他の幼稚園や老人ホームへも演奏の場を広げていきたい。そのために、少人数で活動できるアンサンブルにも力を入れる。「音楽の楽しさを色々な人に知ってもらって、それが次の人へと広がれば良いな」。吹けなくなるまで続けたいという楽器を手に、今日も楽しい音を届けていく。
 

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

御手洗 理英さん

4月1日付けで相模原市美術協会の会長に就任した

御手洗 理英さん

矢部在住 64歳

5月2日

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook