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イトカワ微粒子 初公開 はやぶさ2応援で企画展

社会

公開:2013年7月4日

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電子顕微鏡で撮影されたイトカワの微粒子:JAXA提供
電子顕微鏡で撮影されたイトカワの微粒子:JAXA提供

 小惑星探査機「はやぶさ」が帰還した際のカプセルから回収した小惑星イトカワの微粒子が、世界に先がけて相模原市立博物館で一般公開される。期間は7月17日(水)から28日(日)まで。はやぶさ2打ち上げ応援を目的に、市とJAXAの連携企画展として実現した。

世界に先がけ市立博物館で

 光学顕微鏡を直接覗き込む方法での一般公開は世界初。微粒子は、はやぶさがイトカワの地表から採取したもので、肉眼では確認することはできないという。

 JAXAと相模原市は、はやぶさが帰還した翌年の2011年から連携企画展を同館で行ってきた。企画に向けた話し合いが進められる中、今回はその目玉として微粒子の公開を行う案が浮上したことから、実施が決定した。26日(金)・27日(土)にはJAXA相模原キャンパス特別公開によって大勢の来場者が見込まれるため、企画展と併せ、来年打ち上げ予定の「はやぶさ2」を市とJAXAが強力にPRし、応援していく。

 小惑星イトカワの微粒子をめぐっては、微粒子の成分と地球に落下している隕石の組成が一致していることから、同一性質を持った物質との見方が研究で示されている。微粒子公開によって、見学者は隕石のルーツの一部を目にすることができる。企画展示場に大型テレビモニターも設置され、顕微鏡への列に並ばなくても微粒子の様子は随時映像で見ることが可能だ。 

 帰還カプセルを展示した3年前は公開2日間で同館に3万人が押し寄せ、溢れかえった。そうした混乱を回避するため、今回は定員制にする。定員は各日とも840人(抽選)。

事前申込の締切は7月4日(当日消印有効)

 博物館では当日整理券を配布するが、7月20日(土)から23日(火)および7月26日(金)から28日(日)の公開については、往復はがきでの事前申込のみの受け付けとなっている。締切は7月4日(木)(当日消印有効)。希望者ははがき(1グループ1枚まで)に代表者住所、氏名、電話番号、観覧人数(4人まで)、観覧希望日(第2希望まで)を明記し、〒252―0221相模原市中央区高根3の1の15相模原市立博物館「イトカワ」係へ。1枚に付き4人まで申込可能。企画展自体は自由に入場可。

 詳細は同館ホームページか市コールセンター【電話】042・770・7777へ。
 

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