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KU-MA×エフエムさがみ 「宇宙」テーマに教育番組 的川氏ら 親子関係に一石

文化

公開:2013年8月22日

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収録は終始和やかな雰囲気で行われた
収録は終始和やかな雰囲気で行われた

 宇宙や身近な科学を素材にして、子どもたちの好奇心を育て、親子関係を深めることを目的に設立された、「子ども・宇宙・未来の会 KU―MA」。同会が推進する「宇宙教育」の理念を全国の親子に届けたいと、同会会長でJAXA名誉教授を務める的川泰宣氏(写真左)と、副会長・遠藤純夫氏(同右)によるラジオ特別番組がエフエムさがみ(83・9MHz)で放送されることとなった(的川氏=8月23日(金)/遠藤氏=25日(日))。

 番組は、KU―MAが主催する親子参加型の科学教室「宇宙の学校」の開校5周年を記念して企画された。親子関係の希薄化が問題視されている中、宇宙や科学の話題を通じて親子の交流を育み、深めていくのがねらい。「宇宙教育の父」とも呼ばれる的川氏と、JAXA宇宙教育センターアドバイザーとしてその普及に尽力する遠藤氏のそれぞれが、「宇宙の学校」の概要や自身の生い立ち、宇宙開発・宇宙教育への思いなどについて約1時間にわたって語る内容となっている。

 エフエムさがみでは、JAXA相模原キャンパスに関する番組放送は以前からあったものの、宇宙教育の第一人者による長時間の番組は初めてという。番組は、KU―MAと「宇宙の学校」設立の話などを軸に進められる。子どもたちの宇宙や科学への好奇心を育てることはもちろん、小中学生の子どもを持つ親世代のリスナーに向けて、教育の在り方に一石を投じる。

 番組の収録を終えて的川氏は、「紙一枚あれば十分楽しめるのに、最近では紙飛行機の折り方を知らない親も多い。そんな社会の中で、科学の魅力に気づいてもらい、親子の交流を促すような番組になれば」と抱負を述べた。遠藤氏も「社会は元には戻せないけれど、親子のコミュニケーションの機会を増やす工夫はできる」と、現代の教育について進言した。

 的川氏の番組が8月23日(金)、遠藤氏の番組は同25日(日)(30日(金)に再放送)で、それぞれ午後7時から放送される。
 

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